「マツエダくん」と「都忘れ」

森のアトリエ

写真のオブジェは我が家の庭の番人「マツエダくん」です。松の木の剪定をしたときに切り落とした枝を使って作ったので、(脚と角の部分)そう名付けました。
そして、その周りで咲いているのが「都忘れ」です。鳥が種を運んできたのでしょうか? 3年ほど前に勝手に芽を出し、どんどんと増えていきました。
ところでこの花の名前、何とも風情がありますが、その由来については皆さんご存知でしょうか?
遠い昔、鎌倉時代に承久の乱が起きたとき、佐渡に島流しになった順徳上皇が庭に咲いたこの花に目を奪われ、「恋しい都も忘れることができる花」と和歌に詠んだことから、その名がつけられたそうです。何とも切なく、そして美しいエピソードですね。
 そんな「都忘れ」に囲まれて、「マツエダくん」も嬉しそうに見えます。

「都忘れ」。うす紫と黄色のコントラストが美しいです!

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