「没食子インク」と「コリンスキー・セーブル筆」

作品

ご近所にお住いの画家の方に自家製インクと高級水彩筆をいただきました。早速、その筆とインクで何か描きたくなり、数枚描いてみました。インクは「没食子(もっしょくし)インク」と呼ばれる古典的製法で作られたもの。含有する鉄分の酸化作用により、描いた後、時間とともに黒さを増すという特徴を持っています。風合いにも独特の力強さが感じられます。筆は日本製で、「セーブル(イタチの毛)」の中でも最上級の「コリンスキー」を用いたもの。絶妙なコシと筆先のまとまりで、コントロールが自在に効きます。また、水をたっぷりと含むため、絵の具のノビもすばらしいです。「コリンスキー・セーブル」筆は目が飛び出るほど(?)高価ですが、一度その描き味を知ってしまうと安いナイロン筆は使えなくなります。さて、絵のほうですが、サイズは4.5センチ角と小さなもの。以前水彩画を描いた際、絵の具の色味を確認するためスケッチブックに試し塗りした部分をベースに用い、その上にインクで模様を描き、筆で細部の濃淡をつけるなど調整しました。額縁は100円ショップで買ったものをリフォーム、絵にマッチする装飾を施しました。完成するとなかなかイイ雰囲気! 結構気に入っています。画家のAさん、ありがとうございました。

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